専業主婦から働き方を自由に選べるフリーヨガ講師へ。子育てをしながらも地球環境問題解決・ライフコーチとして社会への貢献をしたいその真髄は?<後編>

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Mika
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しのぶさんもこれまで様々な葛藤や悩みを乗り越えての今があると思いますが、今後のビジョンや未来の展望があれば教えてください!

しのぶさん
しのぶさん

ヨガの講師をずっとやっていくかどうかはまだ決めていないですが、今後も自分の気持ちと向き合いながら決めていこうとは思っています。

1つ昔から変わらない思いがあるのが、理由は分からないのですがボランティアがすごく好きなんです。昔も海外協力青年隊にも行きたかったなとか、日本語教師としてボランティアをしたいとか、日本でも災害が起きた時にできることを支援したいとか。中学生~高校生の時はことごとく父親からダメだと言われてしまって行けなくて、でも「誰かのお役に立ちたい」という思いはずっと昔から変わらなかったんですよね。見返りが欲しいのではなく、「助けられる人がここにいるよ」という感じで、自分にできることをしていきたいという思いはずっとありました。

Mika
Mika

未成年であったりご両親の下にいると、動ける範囲やチャレンジできることも制限がかかってしまう時もありますよね。

しのぶさん
しのぶさん

しばらくそんな気持ちも忘れていたのですが、ヨガをするようになってからまた思い出すようになって、さらにその貢献心のようなものは強くなってきていました。多分もともと持っていた思いだと思うのですが、「なんでこんなにボランティアに興味があるの?」と自問自答。

でもずっと理由は分からなくて、分からなすぎて先日コーチングを受けてみたんですよね。そこで深掘りしてもらった時に、「人を幸せにすることを使命として生まれてきたんだね」というコーチからの言葉に『それだ!』と気付けたんです。3名くらいのコーチにコーチングをして頂きましたが、3名とも同じ結果になったんですよね。

しのぶさん
しのぶさん

例えば「今欲しいものは何?」と聞かれても「特にないです。」「家は?車は?」「どちらもあるし、もっと良いもの欲しいかと聞かれても今の車が動くし、ブランド物も買ったら価値が下がってしまうので・・」という答えになったり。「強いて言えばとても良い腕時計が一つあったら良いなと思います」なんて話になりました。

あとはもうただみんなで笑っていられる環境で、一緒につながっていればいいんですよね。

ヨガやビーチクリーンをやっていても全然苦にならなくて、「本当に貢献の人なんですね」とコーチにも言われました。

苦にならないということはそんな自分の姿も好きだということにもなるし、相手が幸せそうに帰るとか、ビーチクリーンが終わって気持ちよかったね、という笑顔を見るのが好きですね。ヨガのレッスンでも、クラスを始める前と終わった後の顔の表情が全然変わった生徒さんの顔をみれて嬉く思うこともあります。

Mika
Mika

コーチングの中で出てきたしのぶさんの思いがそのまま今の活動に直結していますね。

しのぶさん
しのぶさん

振り返るとそうなりますね。そこで「私って人の笑顔をつくるのが好きなんだな」って気づきました。なんでかと言われると「それは元々しのぶさんが優しいからですよ」とも言われますが、厳しいことも全然言います。逆に優しい言葉だけをかけるというのも見返りを求めているケースがあったりするんじゃないかと思っています。

しのぶさん
しのぶさん

そこから追加で生まれた願望というのが、コーチングをもっと学んで最終的には今より笑顔になる人が増えるようコーチングの要素を強くした仕事をしたいというものでした。

「自分の貢献心は使命なんだな」と気づいてから、今の世の中全体や、若い子たちをみているとなかなか本音で付き合えなかったり、だけど心の内側には何かがいっぱい溜まっていて、それも吐き出せない、1人で悩んで時には命を絶ってしまうこともあるので、そこを良い方に流していけるコーチングをしていきたいと思っています。

ライフコーチングですね。

Mika
Mika

今の時代って戦後の行動経済成長からたくさん働いて物を生産して、たくさん消費して物を所有して・・という時代のスタイルから変わりつつありますが、なかなかその変化を受け入れられる、受け入れられないで社会の歪みがあったり、強いエネルギーに巻き込まれている人って多いと思うんですよね。そんな時代の日本人にとってしのぶさんのような思いを持って活動されている方は本当に必要な存在のように感じます。

しのぶさん
しのぶさん

ありがとうございます。海外を見るとコーチングは普通にやっているんですけどね・・そのベースが日本にないっていうのが問題で、自殺が多いのも原因の1つにあると思うんですよね。
精神科・カウンセリングってなると病気として扱われてハードルも高くなるし、そうなってしまうもっと手前の段階にも力入れようよって思っています。今足りない部分の力になりたいですね。

Mika
Mika

コーチングと聞くとなんだか企業の中のカリキュラムにコーチングが組み込まれていたり、仕事のミッション達成目的のようなエグゼクティブなイメージを持たれている方も多いと思うのですが、もっと身近な自分の生活にも活用してほしいですね。

しのぶさん
しのぶさん

ライフコーチング』という言葉が分かりやすいと思います。ビジネス型のコーチングみたいになってしまうと、また違うものになってしまうかもですね。実は一回ビジネス系のコーチングも学んだことがあるんだけど、苦しそうな方もいましたね・・。

コーチングも色々カラーがありますよね。

しのぶさん
しのぶさん

例えば「あ、私これやりたいんだ!」って発見できたとして、そこで「じゃあそのために何をやろう?」「どうやって達成する?」ってやっていくと、それが達成できないとどんどん自己肯定感が下がってしまったり、結局また辛くなってコーチングから離れちゃうんですよね。それで泣いてしまうとかもありますし・・。

そんな様子を見ていて、私はその環境ではなくまずは自分の内側から自分を見て、そこから生き方全体に目を向ける方向が良いなと思いました。自分の内側を知ることでここが嫌いだなと思う所があっても必ずプラスになることもあるし、考え方が少し変わるだけで人生そのものをガラッと変えることもできる可能性も出てきます。そういうところを使命として人と関わっていきたいと思っています。ダメな人なんていないですし、自分はダメだと決めつけているのも自分なので・・。

Mika
Mika

もっとこのような考え方やコーチングという概念も日本で浸透してほしいですね。特に日本人って国民性や文化的にも、人に合わせるとか和を大切にする傾向にありますし、そんな風に教育もされるので、自分がどうしたいとか考えること自体苦手な方多いですよね。ただ、世界的な流れや時代的にどんどん「自分はどうしたいのか?自分で決めて!」と自己責任を求められるしで、そのギャップに混乱する方は本当に多いと思います。

しのぶさん
しのぶさん

「あの人にこう言われたから私はダメな人間なんです」って考えたり言う人ってたまにいると思うけど、「あの人に言われただけで本当にダメになっちゃうの?」ってね。

Mika
Mika

本当にその通りなんですよね。そう聞かれると「自分の人生や人格をアレコレ人に言われてその通りになる・・?」と疑問に感じると思います。

しのぶさん
しのぶさん

あとは打たれ強く見える人ほど意外と弱かったり、人は表面だけみても分からなかったり、自分でさえ自分の本当の気持ちに気づいていなかったりしますからね。私はみなさんの心のほぐし役として在りたいなと思っています。

Mika
Mika

今このお話の中でも、また新しい気づきを得られたような気がします。これからのしのぶさんのご活躍、そしてしのぶさんと出会う方々の笑顔が増えることが楽しみです。しのぶさん、本日はありがとうございました!

お話中は終始和やかに、また迷いのないしのぶさんの思いから発せられる言葉は心強いものばかりでした。誰から言われたからとか人からこう見られるからなどではなく、自分の心からの願いや信念を元に行動をそのまま起こしている様子をたっぷりと見ることで励まされた方も多いのではないでしょうか?

横浜の青葉台付近でフリーでヨガの講師として活動し、そこに予防習慣ヘルスアドバイザーやコーチングの要素も取り入れた深みのあるヨガクラスを開催されているしのぶさん。

また、神奈川の湘南エリア・江ノ島・由比ヶ浜のビーチでビーチクリーンを定期的に行っているしのぶさんの姿に共感し、何かを感じた方はぜひ声をかけてみてください!

しのぶさんの愛に溢れた「アクション」を目にし、みなさんはどんな気づきがありましたか?

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