ここまできたら、後はこの免疫ビタミンが含まれる食材を摂取するだけです!
日々様々なウイルスや細菌と共存している私たちの体を健やかに保つために必要な自己免疫力を高めてくれる食材は、どのようなものがあるのでしょうか?
身近な食材からご紹介いたします。
LSRが群を抜いて多い食材1位
めかぶ・わかめ・ひじき
海藻類のわかめは1g中(乾燥)21.2μg含まれており、わかめの根の部分であるめかぶはわかめのおよそ2倍、42.8μgものLSRが含まれています。わかめも同じく、ひじきもその多くが乾燥されて加工された状態で購入でき、保存も長く持つわかめは料理の際にも使い勝手が良く気軽に活用できますね。
「ネバネバ系のものはたいがい健康に良い」と言われる等に、ネバネバコリコリとした食感が特徴のめかぶも、私たちの自己免疫力を高めてくれる強い味方のようです。海藻類は農薬汚染などの心配もないため、どのような農法で育てられているか?産地などをそこまで神経質に気にしなくて良いのも嬉しいポイントです。
きのこ類
シイタケ・マイタケ・エリンギ・エノキ・マツタケ・ナメコ・シメジ、など
山地の多い日本で多く取れるキノコ類は種類も様々で、食卓に彩りを与えてくれます。
その上自己免疫を上げる手助けとなるLSRも多く含まれており、キノコの風味や食感を楽しみながら美味しさと健康の両方が取れる優秀な食材と言えるでしょう。
旬の時期に関わらず採れるキノコもあり、また生物の魚や肉とは違い新鮮さを保ったまま全国に流通されており、年間通して食材を入手できるのもありがたい存在です。
精製する前の穀物
玄米・十穀米・十六国米
白米の中に2〜3割ほど玄米を混ぜると良い、というのは近年よく話題に上がりますね。
精製していない穀物は外側の糠や胚芽にLSRを多く含んでおり、免疫力アップに一役買ってくれます。
十穀米や十六国米は10〜16種類の雑穀(玄米、赤米、黒米、小麦、大麦、はとむぎ、粟、稗、黍など)をブレンドして混ぜられているので、様々な栄養素も一緒に摂取することができます。
毎日食べる主食の中に自己免疫を上げてくれる食材があるというのは、継続してLSを摂取できるため長く続けられそうです。
迷った時はうどんより蕎麦を
蕎麦
蕎麦には自己免疫力を高めてくれるLSRとともに抗酸化作用のあるルチンも含まれています。
私たちの体は老化に繋がる「体が酸化すること」を防ぐ抗酸化作用が年々減っていくと言われています。
そのため抗酸化作用を含む食材を積極的に取り入れることで、体の内側から老化を防いでいくことができるといえます。自己免疫力を高めて病気になりにくい体をつくれますし、アンチエイジング効果まで付いてくるなんてなんだかお得な感じがします。
麺を使った料理は他の食材とも合わせやすいので、積極的に食事の選択肢の中に取り入れていきたいですね。
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