『知識を持って行動を』本物の美しさと健康は、毎日の食事からつくられる。

健康・予防医学
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自分自身の体調不良により、ライフワークバランスを考えての転職した転職や、自身の体に起きた病気の発症や美容面での変化を体験したことで、日々の食事と今の自分の体に必要な栄養素の重要性を痛感した圭さん。

分子栄養学に興味を持った圭さんは、今後の活動でもっと自分の体のことを知り、分子栄養学やアロマセラピーを用いることでどのように自分たちの健康や美容にプラスとなる影響を与えられるのか?

そしてそもそもなぜ本当の健康や美容のためには体の内側、日々の食習慣などが重要なのか現役医療従事者として、お客様と直接触れ合う機会の多いセラピストの立場からお話を伺った記事がこちら!

プロフィール

名前:谷本圭 (タニモト ケイ)
主な活動:アロマトリートメント、栄養相談(分子栄養学)、予防医療研究協会認定講師
活動場所:東京都学芸大学駅
家族構成:両親、弟
好きな言葉:
学芸大学前サロン:絃~ito nurse salon~
SNSアカウント:Instagram
@ito_nurse_salon
@kei_nurse110

圭さんが今の活動を始めたきっかけ

–  健康だと思っていた自分が突然、難病発症
–  医食同源を信じていなかった看護師時代と栄養療法との出会い
–  本質的な知識を得ることで体も心も変わった自己体験

もともと私は小さい頃からスポーツもしていたし外でもたくさん遊ぶタイプで、滅多に熱を出したり風邪を引くこともなかったのです。だから「自分は健康な人だ」と思っていたんですね。

30代に入って現役の看護師や看護学校の講師として日々活動する中、ストレスや無理が祟ったのか、入院するレベルのお腹が痛い腹膜炎という盲腸のひどいバージョンみたいな病気に慢性的にかかるようになってしまったんです。

それまで風邪も引かないような人だったのが、年に3〜4回とか病気で動けない状態になってしまったのです。しかもそれが「炎症を抑えるタンパク質がもともと少ない」という遺伝性の難病だということが発覚したのです。

——–まさかの健康体だと思っていた自分に難病があったなんて・・!それは自分の生活や健康への考え方もガラッと変わりそうです。

それに加えて、揚げ物やコンビニでの食事、外食、お酒などふだんから食べることが好きだったのですが、おいしいと思うものを食べたいという思いから質には特にこだわっていなかったのです。日によっては1日3食コンビニなどと、自分に必要な栄養についてそこまで深く考えておらず、自分が体調を崩すようになってから食の大切さに気づきました。

これまでの食事についてあまりそこまで気にしない生活から、自分に合った栄養を選んで取り入れるような生活に変えていくと体調がどんどん改善されて、3ヶ月後には数値的にも健康的な数値を示すようになりました。

乾燥肌なのが当たり前、月経前症候群により頭痛や倦怠感や肩こりがあるのが当たり前になってしまうと、自分が不調であるという認識ではなくなってしまうと、大病になるまで気づかなくなってしまうのです。

そこで私はコロナウイルスの流行の年(2020年)より、リンパ浮腫外来を学ぶために専門の外来を行っているクリニックに転職しました。
結果としてリンパ浮腫外来の他にも皮膚科・形成外科、美容医療や予防医療、栄養療法も行っているクリニックでしたので、その現場で学べたことの経験は今の活動の糧となっています。

現場で実際にクリニックに訪れる方々と携わっていると、美容治療のレーザーやピーリングなどの治療のみを一生懸命やっている人よりも、生活習慣(特に食習慣)を見直した人は、今まで外側のみの治療でも困難だった人もスムーズにお悩みの改善につながっていきました。

インナーケアと美容皮膚治療を併用して取り組まれる方は改善効果も高く、その後の維持にもつながっているように感じています。美容皮膚に頼らなくても自分で健康な肌を維持できるようになってくのです。

私自身も美容治療を経験した時より、インナーケアを重視している今の肌の方が元気でハリのある肌が保てています。

今はその自分自身の経験も踏まえ、容と健康を両立できるようなアロマセラピーと栄養相談を行っています。

分子栄養学とアロマセラピーの統合

– 分子栄養学は食事を基盤とし、採血はその基盤を数値として知るための手段
-アロマセラピーと根本的治療の両方が必要であることを、学芸大前のサロンで訪れるお客様や相談者に対して現在実践中
*分子栄養学は通常の「栄養学」とは少し異なります。

以前のゆきさんの記事にも詳しく記載しておりますので、こちらも要チェック!↓

日々の食生活でとる栄養は、私たち人間の体調に本当に大きな影響を与えます。
分子栄養学は、一般的な人たちが必要な栄養に合わせてバランスよく食事や栄養を取っていく栄養学とは異なり、その人個人個人に必要な栄養素、今不足している栄養素を知り、食事を通してバランスを取っていくものです。

そのため分子栄養学ではその人個人に合わせた食事のサポートが必要ですし、私のサロンでは女性専用でサービスを提供していますが、その方の妊娠中や出産後などの生活背景、ストレスレベルによっても全く必要な栄養素が異なるため、問診やカウンセリングが重要です。

——–医療とセラピーの両方の要素を取り入れられているのですね。自分の栄養の状態を知るには、以前採血ではっきり分かると伺ったのですが、サロンで採血することもあるのでしょうか?」

サロンでは日々カウンセリングをしながらその人の生活背景、体質、現在の状況に合わせたアドバイスを提供をしています。そのため採血をして、自分の現状を専門的に分析したいというご希望のある場合は提携クリニックをご紹介可能です。

問診からもわかることがたくさんあります。 採血をすればより専門的に現在の栄養の代謝や細胞の状態がわかります。そのどちらにしても、分子栄養学の基本は食事になります。


採血すると、体の中の代謝の状態が明確にわかるので、改善の糸口が早く見つかるメリットがあります。しかし、採血をしていてもしていなくても食事が基本なことには変わりありません。

——–食事で治療ができるとなると、自分の行動次第で解決したり変えられることもたくさんありそうですね!

オーストラリアでは聞くところによると、日本とは少し医療に対する体制が違っていて、アロマやカイロプラクティック、ナチュロパスなどの自然療法的なものが保険で使えたりするんです。予防医学的な考えが、西洋医学的な医療と同じくらい浸透しているので、ぜひ日本でも取り入れていきたいことですよね。

病気が発病する前の治療にも保健制度があるのは素晴らしいですよね。
私の経験からも、例えばスキンケア治療で診察に訪れる人は基本的に健康な人ではあるのですが、若干未病な状態であるとも言えます。

病名がつかないけれど起きる不調、検査をしても数値としては問題とならない症状も、一人一人が自分に合った予防ケアができるようになること、これから日本でもさらに浸透させていきたいですね。

例えば検査値に異常がなくても、何かしらの自覚症状がある場合は「未病」の状態になります。この段階で予防的な介入やご自身でのケアができるかどうかが重要だと思っています。

肌荒れ一つにしても、たんぱく質の不足や脂質の不足、ビタミンの不足、糖質の過剰摂取などいろいろな状況が考えられます。自分にあった栄養を取り入れることで改善できることが多いと感じています。

「病気になる前に自分でケアできる」そんな知識を持つ人が増えることで、これから先の長い人生を自分らしく生きることができるのではないかと考えています。

——–実際に圭さんのサロンではどんな風に自分の体の状態を知ったり状態を良くしたり、必要な栄養について学んだりすることができるのでしょうか?

まずは生活背景や食生活などお話を聞かせていただいて、アドバイスをさせていただいています。


分子栄養学は、細胞レベルの機能を向上させるためアロマセラピーは自律神経やホルモンバランス、免疫機能を助ける働きが得意ですので、揺らいでいる状態を立て直す土台を整えるために取り入れています。

なので、「アロマセラピーを取り入れながら、根本的な栄養からからだとこころの土台を整えていく」この2つを合わせることでよりその人の持つ自然治癒力が高められると考えています。

母親の健康と子供の育ちについて

–   ライフスタイルが変わっても自分らしく健康に日々過ごす
–   母親の健康度が子供のメンタルや動きに影響を与える
–   母親が栄養療法を取り入れることで子供の心身も健やかに育つ

この記事を読まれている方の中には、自分の年代やライフスタイルの変化によって健康や人生をどんな風に豊かにしていきたいか?などと色々な背景の方がいらっしゃると思います。

他にも例えば自分の健康以外にもこれからの時代を担う子供たちや、自分たち家族の子供の健康に対する知識や情報に興味がある方も多いと思います。

——–上記の意味で次の世代での医療という観点ではどのように考えられていますか?

例えば30代の女性だとすると、妊娠出産や結婚、仕事上でも役割が大きくなってきたりとすごく変化のある年代だと思います。
このようにライフスタイルが変わっても、自身の体調や生活スタイルを整えることで、いつも自分らしくやりたいことがやれる女性が増えたらいいな、そのお手伝いができたらと考えています。

子育てや子供の健康という視点からですと、「マイナス1歳からの妊活」という言葉は聞かれたことありますか?(*マイナス1歳=妊娠する1年前から栄養でからだの土台を整えること前の期間のこと)

お母さんが妊娠前から土台となる栄養を整えておくことで、生まれてきた赤ちゃんが全然夜泣きもしなかったり、メンタルや精神がすごく安定してる子が多いという事例があります。

1人目はちょっと苦労したけど2人目は母親が妊娠する前から栄養療法を取り入れ、良好な母親の体の状態から生まれたことで「育児が楽で夜もしっかり寝てくれるから楽〜!」というお母さんからの話は何人も聞いています。

※妊娠前から栄養の土台を整えておくことにより、着床率や妊娠後の流産を減少させるという報告もあります。
※生後数か月、赤ちゃんはお母さんの体内にいた時にもらった鉄のみで成長します。
もし妊娠中からお母さんの鉄分が少ないと、赤ちゃんだけでなくお母さんも貧血がある状態だとエネルギー代謝がうまくできず、疲れやすかったり、脳内神経伝達物質の生合成がうまくできず心の不安定さを生じやすくなります。

出産した後もお母さんの母乳から栄養を受け取るので、そういった意味でも自分の体を通して栄養面を考えることは、世代を超えて影響を与えていますし引き継がれていくものだと思います。

これからの私の「Action」で成し遂げたいこと

–   病気治療と未然のケアを両方行うサポート
–   健康的な食事の選択が難しい時代の中で知識をモノにして生かす人を増やす

今は私以外にも看護師から起業される方も多ですが、私自身もサロンの事業をしつつ、サロンと提携してくださっている栄養療法に取り組んでいるクリニックと、婦人科や糖尿病治療に取り組まれているクリニックでスポットで働いています。

両方の活動を続けている理由は、看護師が好きなことと看護師だからできることもあるからです。

現場で働くことで常に医療側の視点をアップデートしたり、治療サイドの体感的な状況が把握できたり、最新の情報が常に得られるということも個人で活動していく上でもお客様にタイムリーに反映できるかなと思って継続しています。

私自身は、その人らしく生活できるためのサポーターになりたいという思いがあります。
病気を患う前に、また患った過去のある人が自分らしく生活できるための基盤を作るためのサポートがサロン、クリニックに通われている方も、疾患をもってはいるが、生活者の一人です。

私のような難病で治る病でない方も中にはいます。病気をもっていても、少しでも、身体やこころが楽に自分らしく生活ができること、それもとても大切だと思っています。だから医療の現場と地域のサロンと両方に身を置いて働いています。

他にも予防医療研究協会で発信をさせていただいていたりと、私がこれまでの経験含め体に予防ケアに関する知識を広めていきたいのと、その知識を自分のケアも1つとしてぜひもっと多くの人に取り入れてほしいと思っています。

何より健康な体や心が何で作られているかというと一番の大元は栄養なので、この記事を読んだ方がもっと自分の体について考えたり対策する人が増えたら嬉しいです。

健康的な食事も自分で選ばないと摂取するのが難しい時代になってきてるので、自分でしっかりと健康な体を作る食事や栄養を選ぶ基盤作りを皆さんと一緒にやっていきたいと思ってます。

「知識を持って行動する」それが日々の健康や美容にとって1番密接に関わっているからです。

★圭さんに直接LINEで相談する

★学芸大学前サロン:絃~ito nurse salon~

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